ホウ酸を木造建築物に防蟻対策(シロアリ対策)、防腐対策に使用することが、日本でもようやく普及し始めました。
ホウ酸は、目薬やゴキブリ退治のホウ酸ダンゴに使われています。
そう言われると多くの方が「知ってる知ってる!」って言ってくれます。
僕もそうでした。そのホウ酸をシロアリなど腎臓を持たない昆虫などに摂取させることで、代謝をストップさせ生存できなくさせることができるので、シロアリ対策にとても有効です。
これが、ホウ酸を使用したシロアリ対策の仕組みです。
しかも、無農薬で効果を長期にわたり期待できるので、世界では常識なんです。
ただ、日本では非常識・・・
特に驚くのは、日本でシロアリ対策に使用されている農薬系の防腐・防蟻剤は、世界では使用禁止となっています。
なぜ農薬系は使用禁止なのか?
- 農薬系は、効果が3~5年しか持たない
- 農薬系は、3~5年毎に再処理をする必要がある。
- 農薬系の効果が切れたら、再処理するために、壁を取り壊し、壁内の断熱材をはがし、木部に農薬を塗布する必要がある。
- 人体に多大な悪影響を及ぼすので、住空間と完全に隔離された場所にしか使用してはいけない。
- 完全に隔離は、難しく、住人は農薬を吸い込みながら生活を余儀なくされる。
- 妊婦さんは、胎児の悪影響をさけるため、即刻非難する必要がある。
というのが世界の常識と言われています。
このホウ酸を人間、もしくは哺乳動物が摂取したとしても、気にすることはありません。
もちろん、大量に飲み込むなどしたら問題ありますが、それは、塩を大量に飲み込むのと同じことと言えます。
ホウ酸による防腐、防蟻、防虫対策にご興味をお持ちの方は、こちら
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